日本メーカーによる日本国内で生産されたスマートウォッチのみをランキング形式で紹介します!
Googleや価格ドットコムで検索しても、でてくるのは海外メーカーばかりで、日本製はいくら探しても見つからないと思いますが、知る人ぞ知る国産スマートウォッチがあるので、国産が欲しい方はぜひチェックしましょう。
日本製スマートウォッチおすすめランキング
日本メーカーによる日本産のおすすめスマートウォッチのTOP3には次のモデルがランクインします。
- CB0017-71E(シチズン CITIZEN)
- AT2497-54E(シチズン CITIZEN)
- CA0088-61E(シチズン CITIZEN)
いずれもシチズン製ですが、ハッキリとした理由があります。
TOP3を紹介したあとに理由もお話しいたしますので、まずは第1位からご覧ください。
第1位 CB0017-71E(シチズン CITIZEN)

「アナログ電波時計×スマートウォッチ」
フロントにアナログの電波時計、バックにデジタルのスマートウォッチを搭載し、ビジネスでもプライベートでも活躍する完成度の高い腕時計です。
生産しているシチズンは1930年創業で、東京の西東京市に本社があります。従業員16,161人で東京証券取引所プライムに上場する株式会社。
⇩製品スペック、右下の「原産国」で「日本製」と記載されています。見づらい場合は公式サイトの製品ページで確認できます。

・アナログ時計部分はわずかな光で電気を作るため、充電を忘れても時計機能を維持できる
・スマホなしでもサッとお買い物(Suica/iD/楽天Edy/d-point/Quicpay対応)
・5気圧まで対応の防水性能(水回りの仕事もOK)
・歩数、消費カロリー、心拍数、ストレス値、睡眠の深さなどの活動ログを記録
・アレクサ搭載で、様々な質問をしたり自宅にいなくてもエアコンなどを操作できる


正確な時刻を刻み続ける電波式のアナログ時計と、様々な機能を搭載したデジタルデバイスを組み合わせることで、ビジネスでもプライベートでもスマートな立ち振る舞いが可能です。
特にこのモデルは、盤面がサファイアガラス&無反射コーディングされており、強度と見やすさまで兼ね備えています。
iOS12.0以上、Android6.0以上に対応し、価格は公式通販では93500円しますがAmazonだと49400円で購入できます(税込。2023/4/20時点)。
男性人気が高く、プレゼント用としてもおすすめのスマートウォッチ。おすすめNo.1の日本製スマートウォッチです。
⇩別カラーモデルもあります。
第2位 AT2497-54E(シチズン CITIZEN)

「アナログ電波時計×スマートウォッチ」
おすすめ第2位もシチズン製。バックルにスマートウォッチ機能を搭載した2WAY方式の腕時計です。
スマートウォッチの機能は第1位のモデルと同じです。
・アナログ時計部分はわずかな光で電気を作るため、充電を忘れても時計機能を維持できる
・スマホなしでもサッとお買い物(Suica/iD/楽天Edy/d-point/Quicpay対応)
・5気圧まで対応の防水性能(水回りの仕事もOK)
・歩数、消費カロリー、心拍数、ストレス値、睡眠の深さなどの活動ログを記録
・アレクサ搭載で、様々な質問をしたり自宅にいなくてもエアコンなどを操作できる
第1位のモデルとの違いは、アナログ時計としての性能と価格です。こちらの時計は電波式ではないため、定期的に時刻を合わせる必要があります。
その点は少し不便ですが、代わりに価格がAmazonで29492円。公式通販サイトでも66000円と、少し安くなっています(税込。2023/4/20時点)。

生産地はもちろん日本国内(公式サイトの製品ページはこちらから)。
対応OSはiOS12.0以上、Android6.0以上と同一です。
なお、このモデルにも色違いがありますが、⇩こちらはAmazonでもあまり安くなっていません。45800円(税込)となっています。
第3位 CA0088-61E(シチズン CITIZEN)

「アナログ電波時計×スマートウォッチ」
第1、2位と同じく、フロントにアナログの電波時計、バックにデジタルのスマートウォッチを搭載した腕時計です。
・アナログ時計部分はわずかな光で電気を作るため、充電を忘れても時計機能を維持できる
・スマホなしでもサッとお買い物(Suica/iD/楽天Edy/d-point/Quicpay対応)
・5気圧まで対応の防水性能(水回りの仕事もOK)
・歩数、消費カロリー、心拍数、ストレス値、睡眠の深さなどの活動ログを記録
・アレクサ搭載で、様々な質問をしたり自宅にいなくてもエアコンなどを操作できる
スマートウォッチとしての性能は同一であるため、OS対応もiOS12.0以上、Android6.0以上と変わらず、違いはアナログ時計としての性能です。
こちらもアナログ時計が電波式でないため、定期的に自分で時刻を合わせる必要があります。
その代わり、第2位のモデルと比べると、盤面がコーディング(めっき/ジェットブラック)されているため、少しキズに強くなります。

⇧生産地はもちろん日本。公式サイトの製品ページで確認できます。
公式サイトで買うと82500円(税込)しますが、Amazonで48000円(税込。2023/4/20時点)。
第1位の電波式とあまり差がありませんが、カラーがフロントもスマートウォッチもブラックカラーで統一されるため、色の好みによってはこちらのモデルもおすすめです。
⇩は、ほぼ同スペックで別カラー。盤面コーディングがないため、デザインがドストライクの方だけにおすすめです。
続けて第4位を発表したいところですが、「国産はこれ以上ありません!」
TOP3を紹介したあとに、シチズン製ばかりである理由をお話しすると言いましたが、その理由がこれ。
「国産が他にありません!」
国内で生産しうる国内メーカーはいくつかありますが、SITIZEN以外はどのメーカーもスマートウォッチを国内で作っていません。
国 | 国内時計工場 | 国内スマートデバイス工場 | 国産スマートウォッチ | |
シチズン(SITIZEN) | 日本 | 〇 | × | 〇 |
カシオ(CASIO) | 日本 | 〇 | × | × |
ソニー(SONY) | 日本 | × | × | × |
アイワ(AIWA) | 日本 | × | × | × |
アップル(Apple) | アメリカ | × | × | × |
ガーミン(GARMIN) | アメリカ | × | × | × |
フィットビット(Fitbit) | アメリカ | × | × | × |
フォッシル(FOSSIL) | アメリカ | × | × | × |
ポラール(POLAR) | フィンランド | × | × | × |
スント(SUUNTO) | フィンランド | × | × | × |
サムスン(SAMSUNG) | 韓国 | × | × | × |
HUAWEI(ファーウェイ) | 中国 | × | × | × |
Xiaomi(シャオミ) | 中国 | × | × | × |
オッポ(OPPO) | 中国 | × | × | × |
シチズンとカシオだけが国内に時計工場を持っているものの、アナログの時計とスマートウォッチはまったく別の生産技術を要求され、Android OSや精密電子部品を扱えるスマートデバイス用の生産工場が必須です。
カシオは時計以外に電子辞書の生産工場がありますが、スマートデバイス工場はありません。
シチズンにいたっては時計専門の会社であり、やはりスマートデバイス工場はありません。
…………んん? シチズンもスマートデバイス工場がない?
実は、スマートデバイスの工場を持たないシチズンが高性能なスマートウォッチを販売できていることには理由があります。
ただし、その理由を知ってしまうと、シチズン製スマートウォッチが純度100%の国産品とは思えなくなってしまうかもしれません。
シチズン(SITIZEN)のスマートウォッチは本当に国産?

シチズンのスマートウォッチは製品スペックの項目で、「原産国 日本製」となっています。
ただし、シチズンは国内にスマートデバイス工場を持っておらず、どうしてスマートウォッチを作れるのか?
その秘密は、シチズン製スマートウォッチの構造にあります。

アナログ時計×スマートデバイスの組み合わせで腕時計を売り出していますが、この構造にはからくりがあります。
- スマートデバイス部分はアナログ時計のバンドへの「埋め込み式」である
- 埋め込み式のスマートデバイスを生産しているのはシチズンでなく「ソニー」である
つまり、シチズンはソニーからスマートデバイスを仕入れて、自社の国内工場でバンドに埋め込んで製品を完成させている訳です。
ソニーがどこでスマートデバイスを生産しているか公表されていないため、原産国=日本を否定する証拠はありませんが、実際のところは、まず間違いなく日本で生産されていません。中国、タイ、ベトナム、インドのいずれかであると予想されます。
それでも国内生産には違いない

原産国(材料まで含めた生産地)=日本と信じきれない要素があるにしても、製品を完成させているのは日本の工場なので「国内生産」には違いありません。
むしろ、前向きな要素がいくつかあります。
・シチズンはあくまでもアナログ時計のオプションとしてスマートデバイスを搭載させている姿勢であるため、スマートウォッチで検索しても一切出てこず、誰も知らないためレアリティがある
Google検索も価格.comでスマートウォッチを探しても、さらにはシチズンの公式サイトの検索窓で「スマートウォッチ」と検索しても、紹介した6モデルは結果に表示されません。知る人ぞ知る隠れたスマートウォッチです。
ソニー製のスマートデバイスの性能も、単品で買うと3万円前後する高性能機種であるため、Suicaなどのおサイフケータイ機能はもちろん、活動計の精度も高く優秀です。
ほとんどの電子部品がコストが安い海外で作られている現状を考えると、原産国まで日本を求めるのは非常に厳しく、むしろ生産国が日本であるだけでも素晴らしいと言えます(シチズンでスマートウォッチを検索すると、紹介していないモデルが表示されますが、原産国=日本の記載が一切なし)。
SITIZENの6モデルだけが国産スマートウォッチであるため、日本製のスマートウォッチを探している方は、ぜひこの中から機種を選びましょう。
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